泌尿器科を受診される方で尿もれや頻尿(トイレが近い)でお困りの方がとても多くいらっしゃいます
原因は様々で、いろいろな病気がかくれていることもあれば、これがきっかけで重大な病気がみつかることもありますが、
今回は骨盤底筋の緩みがが原因となっている場合の 改善策のひとつとして、骨盤底筋体操を紹介します
骨盤底筋とは、恥骨(おへその下を真下に向けて触っていくと固く触れるところ)
尾骨(お尻の真ん中触っていくといちばん下にある骨)
座骨(椅子に座ってお尻の下に手を入れてみて触れるところ)
以上の3点に位置する筋肉の総称です
では早速、やってみましょう
まず仰向けに寝て、膝は軽く曲げ立ててください
脚は肩幅くらいに広げましょう
そして、膣や肛門をキュッと力を入れて引き締め、ゆっくりと緩めるという動作を繰り返します
肛門を締める …?おならを我慢するイメージでやってみてください
肩や太もも、お腹の力は抜いてリラックスすることが大切です
この動作に慣れてきたら椅子に座ったり、立ったままで行ってもよいでしょう
大事なことは、毎日根気よく続けることです
半年から一年くらい頑張ってみましょう
やり方がわからない、うまく出来てるか不安な方は、いつでも気軽にお声かけください
数年前から「梅毒」の感染拡大というニュースを見るようになりました。
そのニュースを見て心配になって受診される方、検査をして陽性判定の出る方…当院でも多くなってきたなと感じています。
「梅毒」とは梅毒トレポネーマという病原体に感染する事で発症する病気です。
主な感染経路は性行為ですが、体液や血液に触れることによって皮膚の傷口や粘膜からも感染します。
だからキスでも感染する危険があります!!!
症状はすぐには出ません。
潜伏期間の3週間経過した後に皮膚や粘膜に硬いイボのようなのができます。
でも、これは痛みもなくいつのまにか消えてしまうので放ってしまいます。
しかし、体内ではトレポネーマの増殖は進み続けて何ヶ月か経過したあとに2期、3期といった病態に移行するのです。
昔は命を落とす病気でしたが、現在はペニシリン系抗生剤の投与で治る病気となりました。
妊娠中に感染すると子供に感染させてしまう「先天梅毒」の増加も大問題です。
症状が現れていない時期も気付かず、誰かに感染を広めている危険もあります。
大切な誰かを守る為にも、軽率な行動はとらず気をつけていきましょう\\\٩(๑`^´๑)۶////
当院では、不活化ワクチンのシングリックスの接種を行っています。対象年齢は50歳以上です。2ヶ月間隔で2回の接種が必要です。
予防効果は50歳以上97%、70歳以上で90%と報告されています。予防効果の持続も9年と言われています。
もし、接種後に発症したとしても症状が軽く済んだり、神経痛などの後遺症の予防にも繋がります。
ワクチンの副反応は、注射部位の腫れ・痛み・赤みなどや発疹、倦怠感などがあります。
ごくまれにショックやアナフィラキシーなど重大な副反応が現れることがあります。
そのため、接種後30分間は医院にて様子観察させていただきます。
金額については、1回25000円(診療費込)です。それが2回と思っていただければ良いかと思います。
《保険適応外のため、自費になります》。
ご予約をいただいてからの取り寄せとなります。不安のある方や関心のある方、お気軽にご相談ください。
外遊び、スポーツ、自転車等で転んだ時、すり傷をつくってしまうことは身近に起きることですよね。
一瞬にしてできてしまった傷、早くきれいに治したいですよね。
では、どうやって処置すればよいの!って話です。
まずは、傷口を水道水で、きれいに洗い流してください。
流水できれいに洗えば、消毒液を使う必要は、ありません。
消毒液で、かえって元気な組織を傷つけてしまうことがあるためです。
傷が浅く、洗ってきれいな傷なら、市販のキズパワーパッド等を貼って治すのも良いです。
傷が深い時や洗い流しても砂利やゴミが取れない時は、受診をお勧めします。
砂利等が傷口に残っていると、細菌感染をおいこしてしまう可能性があります。
当院でも、傷口をきれいにする処置をしてから、抗生物質の軟膏を塗り、保護してます。
よくある質問で、「お風呂に入っていいですか」と問われますが、入ってくださいね。
むしろ、毎日傷口を石鹸の泡で洗い、その後薬を塗ってもらう方が効果的です。
傷の深さや面積によっては、滲出液(体液)がたくさんでることもあります。
滲出液は、悪いものではないので、安心してください。
滲出液は、血管からでる傷を治す成分を含んだ透明な体液です。
この滲出液の程度や傷の状況に応じて、家でどのように処置すればよいかも説明しますので、毎日処置してください。
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。
さまざまな刺激、乾燥などから体を守るバリア機能が低下しており、炎症が生じやすくなっています。
かゆみがあるため、肌を掻きむしってしまい、さらにバリア機能が低下して
炎症や湿疹が悪化してしまうという悪循環を引き起こすことが多くなります。
肌の清潔と保湿を維持するスキンケアと、湿疹を改善する外用薬で、治療していきます。
あっという間に良くなることはありませんので、症状が良くなってもしばらくは治療を続けて良い状態を保つようにしましよう。
良くなって来たからと治療を中断すると、また悪化してしまうこともありますので注意が必要です。
12月に入り一段と寒さも増してきました。大山にも初冠雪もあり、いよいよ冬の到来ですね
今回はしもやけについてちょっと話させていただこうと思います
しもやけ(正式病名は凍瘡ですが、あえてしもやけといわせてくださいね)
しもやけは、寒くなると身体の一部が痒くなったり、皮膚が赤く腫れて熱をもったり、特に手足の指先、鼻、耳たぶ、ほほなど赤紫色に腫れたり、むず痒さや痛みを伴ったり、悪化すると水ぶくれや、それが潰れてジクジクしたりします。また、お風呂や暖房やお布団に入り温まると、かゆみが増してしまうのが主な症状です
子供の頃に多い病気と言われていますが、大人になってからでもかかる病気です
1日の寒暖差が多いこの時期に汗をかいたままをそのままにしたりすることで、抹消の血流異常を起こし発症すると言われています
衣服の調節をこまめにすることや皮膚の乾燥を防ぐことで予防することもできますが、実際はなかなか難しいと思います。元来の体質によるものも多いとも言われています
もしや!
と思う症状があれば、内服薬やステロイド外用薬での治療もできますので、一度診察に来てください
そうね。
午前中は特に混み合ってるよね。
でも、午後になれば待ち時間が割と短く診察を受けられるんだよね。
曜日によっても多少違うけど、午前と午後では混み合い方が違ってて、特に4時~5時辺りは空いてるよ。
待ち時間の気になる方は、その頃が良いかも。
今、コロナの時でしょ。診る部位によっていろいろな所で診察をしてるんだよね。
気づいてるかな!!
1番、2番、5番あちこちから声がかかるからね。
”ここからはお願いです”
時々、終了時間間際に検査希望で来る方がおられますよね。終了間際になると、できる検査も限られてきますので
どうしても日を改めて再度受診が必要になります。
早めに来ていただければスムーズに検査等行え手間が減ると思います
ちょっとしたことなんですけどね
泌尿器科の方は超音波検査などありますので、脱ぎ着のしやすい服を着て受診してください。
また、ほとんどの方に検尿の検査があります。来院されたらすぐにはトイレに行かず少しお待ちください。
皮膚科受診に関しても、脱ぎ着のしやすい服装でお越しくださいね(*^^*)
3月ですね♪
高校卒業や入学・就職など新生活を始める方も多いのではないでしょうか。
春になりウキウキわくわく、ピアスをつけたくなるものですo(^▽^)o
今回は当院でのピアスホールについておはなしします。
方法として…
①希望の部位にしるしをつけていただき
②局所麻酔の注射をして
③しるし部分に針で刺入してピアスを装着する
…という過程で行います。
局所麻酔の注射や針といってもほとんど痛みはなく、多くの方が「もう終わったの?」と、言われるくらいあっという間に終わります。
ピアスは耳・おへそ・眉など、どの部位でも大丈夫です。最近では耳だけでも種類がたくさんありますね。トラガス・インナーコンクなど、だいたいの部位への希望に添えると思いますので、どしどし相談してくださいね!
ただし新型コロナの関係上、くちや鼻などはお断りしていますのでご注意くださいね。
そして注意がひとつ…
ピアッサーを持って来られる方がけっこうおられます。
当院では扱いませんので、必ずピアスのみを持ってきてくださいね。
太さは16ゲージまでです。
ピアスをあけたあとは、細菌感染しないようにする事が大切です。希望で抗菌剤の塗り薬を購入していただきますので、ピアスをつけたままの状態で朝と晩に使用して化膿を予防し、楽しいピアスライフを送ってくださいね。
嶋本医院があなたの楽しい新生活への一歩のお手伝いができれば嬉しいです o(´∇`*o)(o*´∇`)o